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ご自宅で受けられる、動物のための東洋医学ケア

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通院が難しい動物たちや、できるだけ身体に負担をかけたくない子のために──

当院では、西洋医学に加えて東洋医学の考え方を取り入れた往診治療を行っています。

鍼灸、漢方、薬膳、マッサージなどを組み合わせ、
その子の体質や状態に合わせたやさしいケアをご自宅で提供します。

東洋医学ってなに?

東洋医学とは、自然の流れに沿って「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りを整えることで、体のバランスを回復し、本来の治癒力を引き出す伝統医学です。

当院では、以下のような方法を組み合わせて治療を行います。

  • 鍼灸
    ツボを刺激して体の巡りを整えます
  • 漢方薬
    体質や症状に応じて調合された生薬
    飲み薬が苦手な子には皮膚から吸収させるタイプの外用漢方オイルを処方します
  • 薬膳
    食事によって体調を整える食養生
  • マッサージ
    筋肉や気血の流れをやさしく促進

これらは副作用が少なく、動物にもやさしい方法として、高齢動物や慢性症状にも活用されています。

こんな時におすすめです

以下のような症状やお悩みをお持ちの方に、東洋医学は特に力を発揮します。

高齢動物のケア

  • 足腰が弱ってきた
  • 寝てばかりで元気がない
  • 食欲が落ちてきた

やさしく体力や気力を整えるケアで、QOLを改善します。

慢性疾患のサポート

  • 下痢や便秘、胃腸の不調
  • 腎臓や心臓の病気
  • 皮膚トラブル(アトピー・脱毛など)

西洋薬に頼りすぎず、体質改善を目指します。

神経系の異常や後遺症

  • 椎間板ヘルニア
  • てんかん
  • 脳梗塞や前庭疾患後の歩行困難

鍼灸で神経に働きかけ、回復をサポートします。

原因不明の不調

  • 「なんとなく元気がない」「気分が不安定」など

東洋医学独自の視点で原因を見つけていきます。
特にメンタルが原因の疾患に対しては塗るタイプの漢方オイルが効果的です。

実際の症例紹介(一部抜粋)

img_oriental-medicine01

【症例1】19歳の猫/脳梗塞

  • 突然立てなくなった
  • 鍼灸と漢方を併用
  • 治療後2日で犬座が可能に、徐々に元気と食欲が戻る
6-4

【症例2】老犬/後肢ふらつき

  • 散歩も難しくなった
  • 鍼灸+補腎漢方で回復
  • 3回目の往診で歩行が安定
6-3

【症例3】10歳の猫/慢性腎臓病

  • かかりつけ医で点滴をすすめられた
  • お灸と食事管理指導、点滴量の調整を実施
  • 食欲は安定。点滴は最小限で済んでいる

ご自宅での治療の流れ

1. ご予約・ご相談
まずはLINEやお電話、メールでご相談ください。症状やお住まいの地域をお伺いします。
2. ご自宅に訪問・問診
ご自宅でリラックスした状態で診察します。生活環境も含めて全体をチェック。
3. 治療プランのご提案
西洋医学と東洋医学を組み合わせ、その子に合った治療方針をご提案します。
4. 施術・処方
鍼灸やマッサージはその場で行い、漢方薬や薬膳アドバイスもご提供します。
5. フォローアップ
継続治療が必要な場合は、再診のご案内やメールでの経過確認も行っています。

その他の代替療法

オゾン療法

ヒトの分野では医療先進国ドイツを中心にヨーロッパで広く親しまれている、オゾンガスを用いた治療法です。
殺菌、免疫調整、鎮痛、抗がんなどの作用があり、感染症、皮膚病やアレルギー、免疫不全、がんの補助療法、糖尿病に利用されています。
獣医療でも慢性疾患やがん等の難病、加齢に伴う疾患への治療効果が期待できます。

オゾン療法とは?

オゾン療法とは、オゾンガスを用いた様々な治療法の総称です。小動物の場合、「注腸法」という肛門からオゾンガスを注入する方法が一般的で、体の活性を高め、免疫機能の向上、抗酸化作用などが期待できます。加齢に伴う不調、慢性疾患、がんなどの難治の疾患にも広く用いられています。
オゾン療法はドイツやイギリスでは40年以上の歴史があります。人はもちろん小動物はじめ牛や馬などの大動物においても、世界中で多くの治療効果が確認されています。

オゾンとオゾン療法のしくみ

オゾンは3つの酸素原子からなる気体で「O3」と表記されます。オゾンはとても不安定な気体のため、容易に「酸化」が起こります。(酸素原子「O」と酸素「O2」に分かれること)
私たちの体の中で「酸化」が起きると活性酸素が発生しますが、オゾン療法はこの酸化と活性酸素のしくみを利用して体全体の免疫力を高める療法です。
活性酸素というと老化を早める、細胞を劣化させるといった悪いイメージがありますが、少量であれば適度な刺激となり細胞を活性化させ、「抗酸化作用」を発揮するのです。動物のオゾン療法には肛門からガスを注入する「注腸法」、採血した血液にオゾンガスを混ぜ体内に戻す「自家血液療法」があります。
また、オゾンは殺菌力も高いことから、オゾン化ガスを溶け込ませたオゾンのクリームを患部の消毒に使用することもあります。

オゾン療法の方法(一部)

  • 注腸法(広く全般に活性化)
  • 少量自家血法(活性化および免疫力強化)
  • オゾン水(殺菌・消臭・皮膚や肉芽の再生促進など)
  • オゾン化オイル・クリーム(抗菌・皮膚や肉芽の再生促進など)
注腸法

動物のオゾン療法の中で最も一般的な療法、当院でも実施症例の多い方法です。発生装置から抽出したオゾンガスを細いチューブを使って肛門から直腸に注入します。

参考動画はこちら
(クリックすると成城こばやし動物病院さんのYouTubeへ飛びます)

こんな場合におすすめ
  • 加齢による不調、アンチエイジング
  • 慢性疾患
  • 腫瘍・ガン
  • 皮膚のトラブル
  • 椎間板ヘルニア
  • 関節や筋肉のトラブル
  • ばい菌系の目のトラブル
  • 食欲不振、体力低下…等々

※ 全ての事例で最善の結果が保証されるものではありません。

丸山ワクチン

丸山ワクチンは免疫の働きを調節することによって、間接的にガンの増殖、浸潤、転移を阻みます。すなわち、リンパ球やマクロファージ(生体内の異物をたべてしまう細胞)、ナチュラルキラー細胞(リンパ球の一種で直接ガン細胞を殺す細胞)などが活性化し、様々なサイトカイン(生理活性物質、例えばインターフェロン)が誘導されることによってガンにとって環境が悪化し、ガンは自滅していくわけです。さらにガンを特異的に攻撃するT細胞を集めて教育する樹状細胞の働きを助けています。

もう一つ大きな作用としては、コラーゲン(体内の細胞と細胞の間を埋める結合組織)の増殖作用があります。ワクチンの注射によって、多量のコラーゲンがガン細胞の周囲に作られ、ガンを封じ込めてしまいます。同時に、ガンの栄養補給路もコラーゲンが遮断してしまい、ガンの増殖、転移を阻止します。

丸山ワクチンについて詳しい説明はこちら

ご相談・ご予約

6-5

「うちの子にも合うかな?」「まずは相談だけでも…」

そんな方も、どうぞお気軽にご連絡ください。

詳しい往診の流れは、以下をご確認くださいませ。

往診の流れについてはこちら

〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷391-65

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