ご挨拶


院長 立石絵美|埼玉県鶴ヶ島市の「動物往診+在宅ケアサービス にくきゅう」1998年 獣医師資格取得
動物病院にて18年間小動物臨床に従事
2016年 動物往診+在宅ケア にくきゅう 開院
2018年 国際中獣医学院日本校修了、同認定中獣医鍼灸師
埼玉県鶴ヶ島市在住



はじめまして。動物往診+在宅ケアサービス院長の立石絵美です。
みなさんは動物病院に対してどのようなイメージをお持ちですか?
分からないことを全部質問して、納得して治療を受けている方はどのくらいいるのでしょうか?

「もっと出来ることが」という思い

私は長らく勤務医として動物病院に勤めてきましたが、診察以外にも獣医師には沢山のお仕事があって、中には「診察は1件あたり○○分で」などルールがあって、混雑時はゆっくりと患者さんとお話ができない状況もありました。でも、本当に必要な事を説明して5分で済むケースもあれば、診察にに入るまでに20分以上問診が必要なケースもあります。

病気や相談の内容、飼い主さんや動物の性格によって、結果として同じ治療をするのでも、かかる時間も話す内容も変わってきます。どうしても、『病院』は決められた時間の中で動かねばならない部分があり、スタッフ数が多いほど、自分だけが勝手な事をできないという状況になります。

「もっとできることがあったのではないか?」
「時間はかかっても、こうしてあげるべきだったのではないか?」

ヒトと話すことの出来ない動物を前に、自問自答のジレンマは続きます。
*多頭飼育をされていて車を運転できない方が、一日に何往復もして1匹づつワクチンに連れてくる。
*大型犬で寝たきりになってしまったが飼い主さんもご高齢で愛犬を病院まで連れて来ることができず、また車に乗せることもできないという相談を受けたとき。
*病院である以上、診察時間内に留守にして往診に行くこともできず、時間外に勝手に病院の設備を持ち出すこともできず、どのような対応が取れるかを即答できない。。

これも自分にとってはやり切れない思いでした。

*できるだけ、飼い主さんの要望に応えられる獣医師でありたい。
*歳をとっても、安心して動物と暮らせるようサポートしたい。
*適正飼育を指導し、処分される動物たちを減らしていきたい。
*動物や病気に対する知識や技術を飼い主さんと共有し、あきらめないことの大切さを伝えたい。

往診専門動物病院を開院

自分の考える理想と、飼い主さんの実情のギャップをできるだけ埋めていくには、きちんと話をすることが一番大切だと思っています。
病院を構えることで生じる制約を無くし、飼い主さんとその家族に寄り添った治療のかたちを実現すべく、往診専門という結論に至りました。

私にも家族がおりますので常時24時間対応とはいきませんが、自分のできる範囲で相談を受け、往診にうかがうというスタイルでまいります。

ご不便やご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、出来ることを最後までやる、という理念の下、頑張っていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


<動物往診+在宅ケアサービス にくきゅう 代表兼院長 立石絵美>



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